空間レイアウト
北見市庁舎 様
Kitami City Hall
北見市役所の建替えはかなり以前から計画されており、今回職員用の家具・備品を中心に受注をいただきました。
こちらは3階の写真です。
3階の建築課、土木課、都市計画課は職員数が多い為、部屋の中間に収納で仕切られた通路を作っています。
この収納があることで、カウンターに来る来庁者と職員の目線が直接会うことは無くなるため、職員側からするといつも見られているというストレスが軽減できます。
4階執務空間の写真です。
インターリンクに代表される大型天板は最近の庁舎の潮流になっていますが、デスクワゴンを設置しますので、どこで仕事をしても良いフリーアドレスの意味合いではなく、機構改革や人事異動の際にワゴンだけの移動で済むということと、個別の机に比べて脚部と天板の継ぎ目がスッキリするという利点から導入が広がっています。
レイアウトは部門長がひな壇にいて、その前に課員が座る大光島型レイアウトになっていますが、直線的な動線と全体が見通せる動きやすく開放的な空間になっています。
総務課や財政課など、市民が直接訪問しない部門については、執務室内の書類収納量を増やすため、A4書類が3段入る高さに仕様変更しています。
また、左側収納の後ろ側には各課の部長や次長の席を配置しています。
4階には契約課と文書課があり、契約業者との打合せや情報公開用の打合せコーナーがあるため、カウンターと連続したローパーテションで仕切っています。
3F~5Fの執務空間カウンターは、執務スペースとの仕切りの意味合いが強く、文書収納量を増やすため、A4ファイルが3段入るよう高さを特注にしています。
3Fより上階のカウンター仕上はメラミン化粧板。